三上寛の歌が日本逆上陸!? 世界を魅了するシンガーソングライター・ジェニファー独占インタビュー

ジェニファー氏

―こんにちは、初来日記念と言うことでインタビューをさせていただきます。よろしくお願いします。

ジェニファー:こんにちは! アメリカから来ました、シンガーソングライターのジェニファーです。どうぞよろしくお願いします。

―この度の来日は長年の夢が叶ってのものだったとお聞きしました。

ジェニファー:はい、私にとって日本はずっと憧れの国でした。なぜなら私の音楽のルーツであり私の尊敬する歌手である三上寛さんが日本人だからです。ずっとこの日を夢見ていました。本当に嬉しいです。ありがとうございます。

―三上寛さんは本当に素晴らしい歌手ですが、現代のアメリカの少女に刺さるというのはなんとなくイメージが湧かないのですが、あなたが三上寛さんを知ったきっかけはなんだったのですか?

ジェニファー:私は幼い頃から三上寛さんの歌を聴いて育ちました。私の父が大ファンで家には彼のレコードやCDがたくさんありました。私は父と一緒に彼の歌を歌ったりギターを弾いたりしていました。彼の歌はとても素直で深くて人生の喜びや悲しみや孤独や愛を感じさせてくれました。私は彼の歌に教わり、育てられたと言っても過言ではありません。

―それはすごいですね。あなたは中学生の頃からギターを手にアメリカのストリートで三上寛さんのカバーを歌って活動されていたそうですが、その頃の周囲の反応はいかがでしたか?

ジェニファー:正直言ってあまり良くありませんでした。みんな日本語を知らないので私がどれだけ魂を込めて歌っても情念や怨念のようなものがうまく伝わらなかったのです。でも、三上寛さんの歌にはパワーがありますから、それで馬鹿にされたり嫌がらせを受けるといったことはなかったですね(笑)

―その頃に歌われていたお気に入りの歌はなんでしたか?

ジェニファー:「一人の女のフィナーレ」ですね。「死にたくない! 死にたくない!」って天に向かって吠えると、私の声が空に吸い込まれていく――そのときの景色をよく覚えています。日本にいる三上寛さんにも届かないかなって思ったりしていました(笑)

―思春期の女の子らしい素敵なエピソードですね。今回の来日のきっかけはなんだったのですか?

ジェニファー:三上寛さんのカバーと自分の歌を半分半分ぐらいの割合でYouTubeやSNSにアップロードしていたら、日本や世界中から三上寛さんのファンの方たちがコメントを残してくれたり応援してくれたりするようになったんです。それがきっかけでいろんなところで歌うチャンスをもらえるようになって、そしてついに今年、憧れの日本でステージに立てることになったんです。

―それは素晴らしいですね。夢が叶ったということで、おめでとうございます。

ジェニファー:はい、ありがとうございます。でも、実はコロナが流行する前にも来日の話があったんです。渡航制限やコンサート会場が使えないとかで何もかもキャンセルになってしまい、一度全部白紙になってしまいました。そのときはあまりにも悔しくて悲しくて涙が止まらなくて、本当に辛かったです。それでも歌をやめなかったのは、やっぱり三上寛さんの歌があったからです。その頃は「夢は夜ひらく」が私を支えてくれていましたね。「子供背負った泥棒よ!」って叫ぶと胸がスッとしたんです。

―本当に大好きなんですね。三上寛さんをリスペクトされている気持ちが良く伝わってきます。

ジェニファー:はい、三上寛さんは私に歌うことの本質や意味を教えてくれました。まだまだ私はそのモノマネをしているだけのようなものです。本当の意味で彼のように歌える日まで、自分の歌をもっと磨いていきたいと思っています。

―それは素敵な目標ですね。あなたはこれからどんな活動をしていきたいですか?

ジェニファー:私は私の歌を歌っていきます。でも、オリジナル曲だけじゃなくて三上寛さんのカバーアルバムも作ってみたいと思っています。私の解釈で、私の叫び方で表現したものを一つの形にしてみたいです。

―それは楽しみですね。最後に日本のファンに何かメッセージがありますか?

ジェニファー:はい、あなたたちは私の音楽を聴いてくれて、応援してくれて、愛してくれています。あなたたちは私の音楽の力源です。あなたたちと出会えたことが本当に嬉しいです。私はこれからもあなたたちに良い音楽を届けたいと思っています。

―ありがとうございました。あなたの音楽にこれからも期待しています。

ジェニファー:ありがとうございました。

※このインタビューはフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です