アップップ・フェイス株式会社
代表取締役社長 岩崎 心菜(いわさき ここな)氏
―「ムカつく顔を売る」という新機軸のビジネスを展開する岩崎さん、ご出演いただきありがとうございます。まずは貴社「アップップ・フェイス」のビジネスについて教えてください。
岩崎:はい、私たちはムカつく顔を売ることで社会に貢献している会社です。私自身が道を歩いているだけでも他人に怒鳴られたりするほどムカつく顔をしているので、この特技を生かせるビジネスはないかと考えた結果「アップップ・フェイス」を立ち上げることになったのです。
―ムカつく顔を売るとは、具体的にどのようなことをされるのでしょうか?
岩崎:例えば会議中にイライラさせたりプレゼンの妨害をしたりすることで顧客と敵対するターゲットの信用を失墜させることができます。また、ムカつく顔を使った様々な商品を販売しています。たとえばスマホのケースやキーホルダー、Tシャツなどです。また、イベントやパーティーなどでムカつく顔のキャラクターが登場することもあります。
―なるほど、確かに岩崎さんの顔を見ているとなんだかムカつく感じがしてきます。
岩崎:はい、こちらもこれをビジネスにしているプロですから、ムカついていただかないと困ります。
―でも、なんだか見ていて飽きないんですよね。不思議な魅力がある顔とも言えるかもしれません。
岩崎:ちょっとなんですかそれ(笑) 口説いているんですか? まぁ実際、小三のときから男性が途切れたことはないです。
―ムカつきますね(笑)でも、恋人と喧嘩になるときなどはなかったのですか? 岩崎さんの才能を持ってすれば表情次第で相手をブチギレさせることも簡単だと思いますが?
岩崎:そんなときのためにコマンドサンボというロシアの軍隊格闘術も学んでいまして、今まで男性との殴り合いでも負けたことはないです。全員返り討ちで病院送りです。
―その顔もムカつきますね。でも、なんだろう、ちょっとカッコいい気もしてきました。
岩崎:しかも今、年収3億です(笑)
―本当にムカつきます(笑)「アップップ・フェイス」を立ち上げる前はどのようなお仕事をされていたんですか?
岩崎:大学を卒業後、新卒で入った某中小企業に事務員として3年間就業していました。先輩や取引先がなぜか私にだけ当たりが強くて(笑)でも、これだけヘイトを買えるのは私がきっと特別な存在なんだと思って、これをビジネスにしようと思い立ち「アップップ・フェイス」を立ち上げたんです。
―なるほど、それはおもしろい経緯ですね。では、今後の展望についてお聞かせください。
岩崎:今後はより多くの人々に「アップップ・フェイス」のサービスを利用していただき、より多くの人々をムカつかせるように努めていきたいと思っています。また、海外進出や新しいサービスの開発など新たな挑戦にも取り組んでいきたいと考えています。
―素晴らしいですね。最後に、若い世代の方々へのメッセージをお願いします。
岩崎:若い世代の方々には自分が持っている強みや特技を見つけて、それをビジネスに繋げることをおすすめします。私も自分自身が持っているムカつく顔をビジネスにし、自分自身のやりたいことを実現することができました。皆さんも自分自身を信じて、自分らしいビジネスを展開してみてはいかがでしょうか。
※このインタビューはフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。