ブレイキングダウン出場「啓之輔」選手に心酔する店主が経営する超高カロリー菓子パン専門店「キング・オブ・アウトサイダー」――その破天荒な経営手法を学ぶ

店主 佐々木 智之(ささき ともゆき)

―経営されているパン屋さんについてですが、珍しい名前ですよね?

佐々木:パン屋にしては珍しいでしょ、「キング・オブ・アウトサイダー」って(笑)分かってると思うけど勿論、啓之輔の異名から付けてるんだよね。

―はい、格闘技団体THE OUTSIDER のチャンピオンだった吉永 啓之輔さんのことですね。「格闘彫師」や「キング・オブ・アウトサイダー」の異名があります。

佐々木:俺はずっと彼に憧れているんだよね。デビューの頃からずっと追いかけているよ。でも昔より今の感じの方がいいね。あの静かな雰囲気が年齢と合ってきて今が一番色気を感じる。

―佐々木さんのお店の経営スタイルもその名の通りアウトサイダーというか、独特ですよね。

佐々木:あぁ、アウトサイダーを名乗っている以上、普通のことをやってちゃダメだろうって思っててさ。そういう感じじゃん? 啓之輔って。人間なんだから誰かに媚びたりとかしなきゃいけないときもあるのかもしれないけど、見せてくれてる面だけを見ている分には何に寄りかかることもなくひょうひょうとしていて本当にカッコいいよね。チャラついた感じもギラついた感じもない、かと言って枯れた感じはなくて淡々とした静かな強者のオーラを放ってるって感じで、あんなにカッコいい40歳っていないじゃない? ブレイキングダウンのオーディションでスーツにサングラスの格好がたまらなく好きなんだよ。

―すいません、今日は啓之輔選手のファンに話を聞きに来たわけではないので(笑)その経営スタイルに話を戻したいのですが、とにかく信じられないほどの高カロリーな菓子パンが話題ですよね。

佐々木:あぁ、一つで2000kcalとか平気であるからね。まさにアウトサイダーという生き方だよな。普通にやってもつまらないと思っておかしいことをやってきて本当に良かったよ。これも全部啓之輔のおかげだよな。

―主なターゲットはどういった方々なんですか?

佐々木:まぁ死にたがってそうなデブから太りたがってそうなガリまでいろいろと来るけど、過食嘔吐してるんだろうなって感じの女の子が特に多いかな。指に吐きダコつけて歯もスカスカになってて、見てて可哀想になってくるよ。

―健康志向の時代にあって、こういうパン屋さんは珍しいですね。

佐々木:まぁそれがアウトサイダーってことだから。でも、それが行きすぎて失敗しちゃうこともあるんだぜ。うちのパンの美味しさを客に直感的に感じてもらおうと思って店頭にそのままディスプレイしたことがあったんだ。あっという間に鳩とカラスに全部食べられて、地域の鳥たちを太らせてしまったよ(笑)

問題のディスプレイ。この写真を撮影した直後に鳥たちの餌食になった。

―破天荒ですね。今後の展望などをお聞かせください。

佐々木:3/31にブレイキングダウン7.5があるだろ?(取材時は3/28)そこで啓之輔はジョリーとやるわけだけど、まぁ勝って欲しいよね。ジョリーは盛り上げるために頑張ってくれてるんだとは思うんだけどさ、やっぱりそのやり方に品がないよね。敬意がないんだよ。それが良さでもあって、多分それが他の選手に向けて発揮されている状況なら俺も普通に楽しめたんだろうけど、啓之輔に向けられると頭に来るよな。マジで3日後はあのシャバ僧をぶっ潰してもらわないと困るぜ。啓之輔はブレイキングダウン6のときの勝ち方が最高だったんだよな。あの運営も推してるムードぷんぷんの飯田を劣勢に見せかけてからの膝蹴り一閃! 最高にカッコいい勝ち方だったよな。

―そうですね。啓之輔選手のブレイキングダウン7.5での勝利を私も祈っています。

佐々木:ははは、全然パン屋のインタビューじゃなくなったよな。まぁこれもアウトサイダーってことだから。

―なんでもそれですね(笑)ありがとうございました。

佐々木:ありがとう、啓之輔、勝ってくれよ!

※このインタビューはフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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