男子生徒の前で男性教諭、女子生徒に性的な発言…地裁が違法と認定 2022/08/27 17:53 読売新聞オンライン

 福岡市内の中学校で男性教諭から性的な発言を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が生じたとして、元生徒の女性が同市に対し、約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、福岡地裁であった。小野寺優子裁判長は、生理か確認した発言を違法と認めた上で、発言によってPTSDが発症することは予見できなかったとして請求を棄却した。

福岡地裁
 判決によると、女性は中学校に在籍していた2018年3~5月頃、朝の健康観察で体調不良を訴えた際、男性教諭から「生理ですか」などと聞かれた。その後、教諭に対する吐き気などのストレス症状が出るようになった。

 市側は「体調確認に必要で、例示にとどまる」などと主張したが、判決は、男子生徒らがいる場で生理か確認を求められることは、「望まない性的言動で不快なことは明らか」と指摘。人格権を侵害する違法な発言と認めた。

 一方で、小野寺裁判長は、発言による発症の予見可能性はなかったと判断し、賠償責任は退けた。

 市は「判決文が届いておらず、コメントできない」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220827-OYT1T50114/

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