6月の未明、さいたま市内にあるギョーザの無人販売所に現れたペアルックの男女。
キャラクターの入った派手なパーカを着ている。
男が、冷凍庫の中の商品を指さすと、女は指示に従い冷凍庫を開け、大量のギョーザを運び出した。
そのギョーザを、すぐに持ってきた袋の中に詰め始める女。
男は、券売機の前で料金を支払うふりをしている。
犯行時間は、わずか4分ほど。
2人は、あわてる様子を見せることなく、立ち去った。
逮捕された2人は、同せい中のカップルで、いずれも無職の高橋直穂容疑者(24)と浜一輝容疑者(22)。
捜査員の間では、「ペアルックのギョーザ泥棒」と呼ばれていた。
2人は、ギョーザ8パックなど、あわせて1万1,500円相当を盗んだ疑いが持たれている。
被害に遭った会社の従業員「女の人の方が商品を取って、男の人が周りをキョロキョロしながら券売機の方に向かって、お金を入れるふりをしてボタンを…」
調べに対し、2人は容疑を認め、次のように供述している。
高橋直穂容疑者「彼氏とわたしが盗んだことで間違いありません」
浜一輝容疑者「お金がなく、食べ物が欲しくてギョーザを盗みました」この店舗では、5月からペアルックの男女による窃盗が5件発生。
警察は、余罪も含めて捜査している。https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-376406