岡山県警玉島署は28日夜、道交法違反(無免許運転)の疑いで、倉敷市、笠岡市立中学校教諭の女(31)を逮捕した。
逮捕容疑は同日午前6時35分ごろ、浅口市金光町佐方の国道2号で、無免許で乗用車を運転した疑い。容疑を認めている。
同署によると、女は同日早朝、同所で車3台が絡む玉突き事故に巻き込まれたが、そのまま車で走り去った。ほかの車のドライブレコーダーの映像などから割り出し、捜査の中で無免許が発覚した。
運転免許の更新を怠り失効していたとみられ、「ばれると職を失うなど社会的制裁が大きいと思った」と供述しているという。
笠岡市教委によると、女は2016年度に採用され、倉敷市内の中学から今年4月に同中に着任。1年生の担任で、国語を担当している。勤務態度に問題はなかったといい、いつから無免許だったかなどの事実確認はできていないとしている。
岡田達也教育長は「教員が違法行為を行ったことは大変遺憾。子どもたちの心のケアに当たるとともに、コンプライアンス(法令順守)の徹底を図り、再発防止に努める」とするコメントを発表した。
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