9月5日「モンモン 産後ホルモン」

マキシマムザホルモン「小さな君の手」。1分50秒からのギャップが大好き。

彼女の退院予定日は金曜日だったんだけど、なんだか状況が怪しくなってきた。

医師の判断によっては延びるかもと言われてしまったのだ。

秋田から彼女のお母さんが面倒を見に来てくださることが決まっており、既に新幹線の切符も取っていただいているのにそれは困る。とにかく水分を取れば良くなると言われたので、ガンガンポカリスウェット飲みまくる彼女。

もともと、入院し始めてから突然「ポカリが欲しい」と言い出してスゲースピードで飲みまくっていたけど、医者からもOKが出たことでその本数も一気に加速した。

ここ一週間ほどで500mlを20本以上は飲んでいる。病院とドラッグストアを往復してそれを運び続けた僕も本当に凄くて偉くてカッコいいと思うけど、きっとあまり身体には良くないことなのかもしれないけど、多分この影響で糖分の入った母乳が美味いんだろうね。Rちゃんも母乳をガブ飲みらしい。

結果、赤ちゃんがおっぱいを飲み出すと全く止まらない。平気で10分、20分は飲み続けるそうだ。

偶然の出来事だけど、これぞまさに不幸中の幸いってヤツ。

なんだって初めの印象が一番大きいもので、初めて入った店で不味いものを食べたら二度と行かないじゃない? そんな感じで、初回で飲んだヤツが糖分多くて滅茶苦茶美味しかったことがRちゃんをおっぱい大好きにしてくれたみたいだ。

看護師さんからも飲むのが美味いと褒められていたそうだ。

「なかなか母乳が出ない」とか「飲んでくれない」とか、そんな悩みを抱えてしまうママさんも多いものらしいけど、災い転じて福となす。

彼女のパワーを継承していただきたい。

脱皮とホルモン

恐れていた産後クライシスの影響はなさそうだけど、突如として彼女が「僕のことを思うと泣ける」と言い出した。

突然、いつも以上に愛しく感じられるようになったとのこと。

それは今ホルモンバランスが崩れているから。

客観的にそう理解しつつのギャン泣き。

純粋に光栄なことなのでありがたいことだと感謝した。

出産を終えると「プロゲステロン」は「エストロゲン」という妊娠中に増加していたホルモンが減少し、一方で母乳を出すときに「プロラクチン」や「オキシトシン」が増加する。

そんなホルモンの急激な変化がポジティブな方向に行っているらしい。

まぁ、つまりはそれってネガティブな方向にも簡単に触れるものだということなので注意が必要だなと思うけど、大切なのは分かっていることだよね。

感情に飲まれすぎずに、ちょっとツッコミを入れられる自分を残しておくことが大事。

PEAというホルモンに踊らされ、不倫して地獄に落ちるような人たちは滑稽で悲惨だし。

しかし、本日から念願の母子同室がスタートしたというのに、赤ちゃんとの関わりについてのLINEは非常にテンションが低い。

狭い殺風景な部屋の中で耳をつんざく泣き声、のし掛かってくるプレッシャーに潰されそうになっているんだろう。

ラブラブな気分になっているのも、その反動のように思える。

現実に線を引くことで大人になろうとしているんじゃないか。

そう思うと、産後に夫が嫌いになるというママさんたちも同じような感じなんだろうなと思った。

みんな必死で変わってしまう現実の恐怖とプレッシャーとストレスから、自分を脱皮させようともがいているんじゃないかな。

思春期に親を否定するのと同じように、それまでの愛着の対象を切り捨てることでレベルアップしようとするんじゃないかな。

ザリガニは脱皮を繰り返して成長する。

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