9月2日「にこるん先生」

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本日から母子同室になる予定が、あまりにも術後の痛みが酷いということで明日からにしてもらった。そんなことでも彼女は自己嫌悪。

「他のお母さんたちはもう頑張ってるのに……」

「赤ちゃんが可愛いって気持ちよりも身体の痛みの方が大きい……」

昨日も言っていたこと、深刻さを増してきた。

真面目過ぎるんだよね。

仕事をしている頃も、周囲の女性たちが定時で帰っている横で毎日長時間残業してた人。

とりあえず何とかテンションをあげてもらいたいと、最強の援軍として二人が付き合い始めた頃にUFOキャッチャーで取った、僕らの大好きなぬいぐるみを持っていった。

写真はその子。実に頼もしい。これには彼女も喜んでくれた。

今日は三日ぶりにシャワーを浴びれた。

傷口が開きそうなのが恐くて躊躇していたところを、一歩勇気を出して頑張ってくださった。

それと、昨日持って帰って洗った血栓防止ソックスに喜んでくれていた。

諸々、喜んでくだって本当にありがとう。

赤ちゃんの要求

新生児室で泣き叫び続けているRちゃんを見ていて思った。

昨日も書いたけど、やっぱ音楽とか大事だなと。

この音量でギャーギャー泣かれているのをただ耳元で聴きながら「早く泣き止んで」とか思ってるとストレス溜まるだろうなと思った。

楽しい音楽を聴きながら、余裕を持ってやってた方が絶対にいいな。

赤ちゃんが真剣な顔で泣き叫んでるのを見ていると、こっちも真剣にやらなきゃって思っちゃう。だけど、別にそんなことを赤ちゃんたちは求めていない。

彼らは苦しくてゲップしたいとか、オムツが気持ち悪いとか、落武者が見えるとか、そういうストレスを発散させたくて泣いているだけであって、その他の余計な姿勢や気持ちの部分なんて全く期待していないはずだ。

その点では会社より楽だよね。ちゃんと成果だけをあげれば良くて、服装や態度、人間関係に気を遣って疲弊することはないわけで。

謝罪の言葉だけではなく、顔も態度も差し出せと、欲深い人間からくだらない要求をされることもない。

だからずっと変顔しながら抱っこしててもいいじゃん。どうせ目だって最初は全然見えていないんだから。

真剣さや悲壮感を持たなきゃいけない理由なんてどこにもないし、そんなのより楽しい雰囲気出してもらってた方が居心地良いよね。

楽しいから笑顔になるんじゃなくて、笑顔でいるから楽しくなるんだ。

そう考えると介護ってスゲー大変だね。

「サンバ! ディジャッネイッ!」とか言って踊ったらキレられたりするんだろうね。

その点、赤ちゃんはリアクションが薄い分だけ優しい。

一般女性が聞いたら虫酸が走るであろうおっさんのこんな発言も許してくれる。

だからノーシン、ピュア、ピュア、ピュア!

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