8月26日「炎天下の中、ケーキを買いに行った」

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風邪が若干治ってはきたものの、まだまだ鼻声である。ちょっと状況を心配した母から彼女にエールを送る電話が掛かってきた。ちょっと出先のようで、明るい声だった。

家の中だと姉が聞き耳を立てていて嫉妬するからね。本当に身動き取れない感じで可哀想。心から孫が出来た喜びを表明することも出来ない様子で。

まぁ、そんな闇もスーパーな我が娘ちゃんが光となり照らしてくれることだろう。姉も含めてみんな幸せになって欲しいと思う。

んで、今日は彼女が部屋の掃除をした後に喉が痛いと言い出した。全く先週の僕と同じ症状。

あれ……風邪がうつってしまったのか? おいおい、困るよハニー! 勘弁してくれ! のど飴やトローチやオレンジジュースやらを献上して早く良くなってくれとせがんだ。

頼むよ、僕のせいじゃ困るんだ。

カボチャのタルト

まだ周期的ではないけれど、ついに陣痛らしきものが襲い掛かってきた。

もはや秒読み。それを悟った僕は自主的にケーキを買いに出掛けて、捧げて、せめてもの喜びとしていただいた。

カボチャのタルト。

「あなたは何の痛みもなくRちゃん(娘ちゃんの名前)と会えていいよね」

差し迫って来たクライマックスを前に、不安と恐怖でたまらないんだろう。彼女はケーキを買ってきた僕にそう言った。

そう言った。

冗談めかして。

本当にしんどいんだろう。

彼女のことが大好きだから、苦しんでいる姿を見ていると本当に辛い。

ケーキを買ってきたけど、何の力にもなれなかった。

助けてあげられない、この身が歯がゆい。

この日も異常気象。

気温は36度だった。