妊婦さんの戒律としくじりサービス。

困った

昨日から彼女も安定期に入り、軽く一安心。

まだまだいろいろと気にしなきゃいけないわけですが、なんていうかスゲー戒律があるんだなとしみじみ思わされたこれまでの時間。

タバコを吸ってはいけない、お酒を飲んではいけない、コーヒーを飲んではいけない、お医者さんに相談せず薬を飲んではいけない――ここぐらいまではまだ分かるけど、あまり踵をあげるような動きをしてはいけない、重いモノを持ってはいけない、熱い風呂に入ってはいけない、自転車に乗ってはいけない、マグロを食べてはいけない……こんな細かいのもいっぱいあって、初めて知ることばかりでした。

今は本当に良い時代。グーグルさんに聞けばあっという間に教えてくれるけど、昔は本を読むか人に聞くしかなかっただろうし、気付かないことだらけだったろうね。なんかそんなことで悲しい思いをした人も多かったのだろうなと思うとやるせないなぁ。

最近、彼女が僕と一緒にいたがる。

ノロケではなく、やはり動物的な本能として、身重の今は盾になってくれる、動いてくれるオスがそばにいる方が安心するのだろう――というのが彼女の見解。

それに気を良くした僕は、自分の部屋の一角に彼女がゲームを出来るスペースを作った。

結果、僕は部屋にいる間中、ヘッドフォンをすることになった。

僕は人がそばにいると気が散ってしまう。同棲してから数えるともう5年以上一緒に暮らしているけれど、そういうところって馴れない。あと、聴覚過敏なところがあるので、自分の予期しない音が鳴っていると全く集中が出来ない。

正直、しくじったなと思う。

格好つけすぎた。滅私奉公とかヘタ打った。

部屋で過ごす時間が息苦しくなってしまった。

一人になる時間が唯一呼吸できる瞬間だったのに。

合わない水槽に入って死ぬ魚みたいなものだ。

いや、違うか。一人でいた水槽に別の魚が入ってきて酸欠しちゃう魚だ。

だけど彼女が腰が痛いというので、リビングのソファーでゲームをやらせ続けるわけにはいかない。

妊婦さんはヘルニアにもなりやすいらしいのだ。

だから、こうするしかないじゃない。

まぁ、これも良い機会。

神経過敏なところを緩める、鍛える良い機会だと思って楽しくやっていこうと思う。

我慢できなかったらごめんなさいをしよう。