思いがけない トラブル で胃と財布が痛くなった今日の日の懺悔

フリスビー

本日は思いがけないトラブルに見舞われました。

朝の九時十分頃。

始業してから3、40分たったあたりで何気なくスマホを見ると、彼女から「家の鍵がない!」と悲痛なLINEが入っていました。

もう彼女の仕事の始業時間は過ぎているので、ずっと探し続けて出社出来ずにいたみたい。

我が家は鍵が二本しかないから、自分の分をなくすと身動きが取れなくなってしまう。

「昨日行った病院かお店だと思うので、今日は会社を休んであとで電話します」

そう続けていた。

可哀想に。

僕に怒られるのを恐れている。

心配しなくていいのに。

僕は傷ついている人をさらに追い詰めるようなマネはしない。

「それは大変だ、気を落とさないでゆっくり休んでよ」

「きっと神様が今日は休めと言ってくれてるのさ」

そんな連絡を入れた直後、ふいにイヤな予感がして自分の鞄を漁ってみると、そこには僕の鍵と彼女の鍵が。

最悪だ。

二人で住むようになってから6年、こんなこと初めてだ。

直ぐに電話して謝罪した。

「大変、申し訳ございませんでした!」

彼女は怒らず、「良かった、鍵があって」と言ってくれた。

マジ女神だと思うけど、僕はあってはならないことをした。

もしも彼女が外せない会議でプレゼンの予定があるとかだったらどうなっていたか。

突然激しい腹痛に襲われて緊急搬送されるようなことがあったらどうなっていたか。

妊婦さんだし、職場での信用に影響がない状況だとは言ってくれているけど、本当に迷惑を掛けた。

僕のせいなのに、凄い不安になりながら、鍵を探させてしまった。

「ないっ! ないっ!」とか言いながら、慌ただしく、差し迫る遅刻のラインとかに青ざめながら……そんな光景を思うと本当に申し訳なくって、たまらなかった。

家に帰ってお土産と、彼女が本日働いて稼ぐ予定だったハズのお金を受け取っていただいた。

満額の休業補償。

痛い。

財布が死ぬほど痛い。

ただでさえ明日彼女の誕生日でいろいろと奮発してるのに。

彼女はいらないと言ってくれたけど、握らせた。

これは当然のことだから。

畜生。

許していただけるだけありがたい。

「きっと今日会社に行ってたら事故に遭っていたんだよ」

そう言って笑う彼女。

ずっとゲームをしていたらしい。

畜生。

ありがたくも申し訳なく、胃がシクシクと痛んだ一日でございました。

二度とこんなこと、起きませんように。