【Kindle Unlimited】全く異なった絵柄が同居し絡み合う!「みなもと太郎」先生の「完全版 ホモホモ7」! 感想 レビュー

ホモホモ7

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ホモホモ7

今回ご紹介する作品は 「みなもと太郎」先生の「完全版 ホモホモ7」です。

Amazonさん紹介文

1960年代末の「少年マガジン」に突如現れた爆笑・ギャグ・スパイパロディーまんが。ギャグタッチの登場人物たちがいきなり超劇画タッチで描かれたり、まんがの常識を打ち破った作品。

子供が描いたような絵と劇画の融合

こちらは「みなもと太郎」先生のデビュー間もない頃――1970年~1971年に連載されていた作品だそうです。

巻末に当時を振り返る先生のエピソードがあり、そこで当時小学館の「ビッグコミック」から「誰かの原稿が空いたら掲載してやる」と言われたまま一年待たされていたことが書かれています。
「こーいう時にかぎって、あの手塚先生ですら真面目に入稿し続ける。こーなると売れないマンガ家は被害妄想にオチイリますよ。」と神様がいた時代が当たり前のように書かれてるのが興味深かったです。

肝心の内容はというと、「ハードボイルドコメディ」といったところでしょうか。何よりもその絵柄が斬新で、主人公はぐしゃぐしゃっと子供が描いた落書きのように描かれているのに対し、女性たちは劇画で描かれていて、全く異なる絵が同居して絡み合っている感じが凄く面白いです。その時代に生きてもいない人間が今から50年近くも前の作品を見て評する言葉としてはどうかと思うんですが、新鮮でした!

ちなみに、作者のみなもと太郎先生は現在70を超えて、今も現役で活躍されているとのこと。近年は歴史漫画の中で「艦隊これくしょん」や魔法少女まどか☆マギカのパロディを描くなどして話題になっていたようです。

いくつになっても仕掛ける遊び心。変化し続けること、柔軟なことってカッコいいですよね。

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