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今回ご紹介する作品は「田口 始」先生の「内気で人見知りな僕がホストに挑戦してみた」です。
Amazonさん紹介文
漫画単行本「東京23区内に月1万5千円以下で住んでみた」の後日談がついに電子書籍化!
ジャパニーズドリームを目標に、内気で人見知りな著者が体当たりでホストに挑む!
果たして僕は成功をつかむことができるのか…!?
99%ノンフィクションのコミックエッセイ、コラム追加の94ページ!
絵がリアル!
典型的なイメージのホストの髪型や着飾り方って日常生活でまず目にしませんから、遠い世界のことのように感じてしまいます。
だけどこの絵、凄くいいですよね。どこにでもいそうな感じで、非常に親近感が持てます。
そんなところにウズウズしつつページをめくると、始まって直ぐにキャラクター紹介のページがありました。
作者の田口先生が所属していたホストクラブのメンバーか六人掲載されているのですが、そこには三十代後半や四十代のおっさんの姿が。
え!? ホストってこんなおっさんでも出来るの? 若者の特権じゃないの!? ――ちょっと衝撃を受けました。
どうやら田口先生がいたホストクラブは来る人を全て採用していたそうで、女性と一度もつきあったことのない人、体臭がきつい人、スーツすら着てこない人もホストになれたそうです。
心の底から求めていたのにやむを得ない理由で全く女性と縁がなかったまま中年になってしまった人は、こういうお店を探してホストをするべきですよね、マジで。
若くないと哀愁が漂うのは避けられませんけど、実際に四十を超えたホストが散々飲まされて意識を失って寝ゲロを吐いてしまうシーンは悲しかったですけど、人生は一度きりですからね!
――突拍子もないギャグとして「殺し屋1」や「牛島くん」のオマージュが入ってくるのも面白かったのですが、絵柄の割に全体のトーンはちょっと切ない感じかな。
物語が進むと、やはりホストのメインターゲットであるキャバ嬢や風俗嬢など、夜の女性たちと親しくなっていくのですが、シングルマザーの風俗嬢から「仕事に行くから預かっておいて」と子供を押しつけられる場面がありました。
数時間が経過し、帰ってきた風俗嬢から「お礼に」とサンドイッチを御馳走になる田口先生。もらったそれを頬張りながら、心の中で思います。
「Y子が体を売って稼いだお金でサンドイッチをモグモグ……人生ってこんなものなのかなぁ」
また、給与明細の内訳や料金システム、会計伝票の詳細もちゃんと数字で見せてくれるので、謎に包まれた業界に興味がある人も、ホストをやりたいと思っている人にも、ホスト通いをしている女性にも楽しめる内容になっています。
ちょっとホストの世界を垣間見たい方、是非!
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