神々の国しまね 天に愛された宝くじ売り場 最後に1等10億円を導き出してその歴史に幕を閉じる

2017年9月2日

 島根県大田市久手町の国道9号沿いで70歳代の夫婦が営んできた珈琲コーヒー館「Spin(スピン)」が昨年末、閉店した

 1985年に宝くじ売り場を併設して以来、高額当選が何度も出た知る人ぞ知る「宝くじファンの聖地」。閉店直前の年末ジャンボでは1等・前後賞合わせて10億円の当選が出て有終の美を飾った。夫婦は「何とも言えないほどお客さんに感謝している」と話している。

 Spinは同市出身の店主大西紀一さん(73)と、京都市出身の妻、泰子さんが73年に開業。運転の疲れを癒やすトラック運転手やサラリーマンらに親しまれた。常連客から「近くにないから」と求められて、宝くじ売り場を併設。地元だけでなく、鹿児島や北海道などのナンバーが付いたトラックの運転手らが休憩ついでに購入し、「街中はトラックを止められないから」と、いつもここで買う人もいたという。

 話好きな泰子さんが売り場を担当するうち、客の間で「よく当たる」と評判に。93、95年の年末ジャンボや97年のサマージャンボで1等当選が出て、2010年も年末ジャンボで2等が2本。「100万円レベルの当選はしょっちゅう」(泰子さん)だったという。

 しかし、年齢とともに喫茶店を営むのが厳しくなり、余力があるうちにと、昨年12月31日で閉店した。

 その数日後。店に忘れ物を取りに行くと、1本の電話があった。泰子さんが取ると、男性が「ありがとうございました」と言って切れた。その後、みずほ銀行から、最後の販売となった年末ジャンボ宝くじで、Spinの売り場から、1等(7億円)が1本、1等前後賞が2本(1本1億5000万円)出たとの連絡を受けた。

 同行宝くじ部によると、昨年の年末ジャンボは全国で1等が16本、1等前後賞が30本出たが、県内では1等、前後賞ともSpinだけだったという。

 大西さん夫婦は宝くじを通して時代の変遷も見てきた。当初は購入者のほとんどが男性だったが、最近は社会進出のためか、女性が増加。地元で働く日系ブラジル人も買いに来たという。泰子さんは「『当たってほしいなー』と願いながら、お客さんと一言二言話しているうちに、おしゃべりが大好きになった」と言う。

 「せっかく1等が出ましたが 平成28年末をもちまして廃業いたしました。これまでのご愛顧に感謝いたします」。知らずに訪れた人のために、閉店から7か月が過ぎた今も、売り場前に貼り紙が残る。泰子さんは語る。「この商売で多くの人と出会い、最後に夢を持ってもらえて良かった。皆さんに幸がありますように」(佐藤祐理)

http://yomiuri.co.jp/national/20170819-OYT1T50098.html

神々の国ですからね

沢山の神様がいらっしゃいますから、 「100万円レベルの当選はしょっちゅう」とか「最後に10億円が出た」とか、 そりゃ不思議なことが起こりますよね。

最後の電話も、実にドラマチックじゃないですか!

お客さんたちが次々と幸せになっていくのを嫉妬もせずに見送れる人たちのところだから、福の神様が宿ったのでしょう。

……だけどもう、廃業でしょ?

じゃあ神様、うちの近所の宝くじ売り場に来てくださいよ。

マジで。

そしたら僕も買いますから。

……冗談はさておき、もう廃業されたんですよね?

だったら手があいてますよね?

それなら神様、うちの近所の宝くじ売り場に来てくださいよ。

マジで。

マジで。

今年の年末、宜しくお願い致します。