Wi-Fiの利用規約に「ボランティアをしろ」と盛り込む → 読まずに2万人が同意!

2017年7月29日

ほら読んでないでしょ。利用規約に隠された「トイレ掃除」に2万2000人がうっかり同意

今年チューリング賞を受賞した「インターネットの父」ティム・バーナーズ=リーさん。彼がインターネットの今後について抱えている懸念の一つは、色々なサービスの「利用規約」がどんどんと長くなっていることです。確かに、アプリをダウンロードやアップデートするとき、日常的に「同意します」ボタンをクリックしていますが、規約文ってすべてを読むにはあまりにも長過ぎますよね。

人が読まないことを逆手にとって、複雑かつ危険な文章をわざと忍ばせるような利用規約が現れたら…きっと気付かずに同意してしまう人はたくさんいるのではないでしょうか。

そんな空想を実行してしまった会社があったんです。幸い、人を陥れるような内容ではなく、冗談のような内容だったのですが。

Wi-Fiホットスポットを提供する、マンチェスターのパープル社は、なんと利用規約の中に「地域への貢献」という項目を忍び込ませました。この項目に書かれていた内容は、Wi-Fiアクセスポイントを利用するためには1000時間を地域へのボランティア活動に費やさないといけない、というものです。2週間にわたって行われたこの実験において、2万2000人以上のユーザーがこの規約に気付かず同意したとのこと。

公式ブログによると、次のようなボランティア活動が規約に盛り込まれていたそうです。

・地元の公園に落ちている動物のフンを掃除する。
・野良猫や犬にハグをする。
・詰まっている下水道を手作業で清掃する。
・地元のフェスティバルやイベントの時は、移動式便所を掃除する。
・カタツムリの殻に色を塗って存在を輝かせる。
・道路にくっついたガムを剥がす。

「意地悪!」と怒ってしまう人もいるかもしれませんが、この実験にはちゃんと報酬もついていました。利用規約をちゃんと読んで、この項目について会社に指摘をした人には景品を提供する、とも書かれていたとのこと。ただイタズラのように文章を紛れ込ませていただけでなく、ちゃんと読む人なら景品をもらえていたということですね。ただ、景品を受け取ったのはたった1人だったそうです。

(以下略)

http://news.livedoor.com/article/detail/13363262/

日本でこういうことをすると「馬鹿にしてるのか!」ってここぞとばかりにクレーム屋さんが怒鳴り込んできそうなイメージがありますけど、向こうはどうなんでしょうね。

こういう面白いことをやれる社会にやがては日本もなっていくと思いますけど、まだまだ遠い未来の話でしょうな。

「カタツムリの殻に色を塗って存在を輝かせる」とか、発想がポップでスゲー良いですよね。

結局これで話題になって、センスの良い、面白い会社として注目を集めることになるのですから、素晴らしいマーケティングですよね。