【一般コミック】リアルすぎる主人公にゾクゾクきちゃう! 「花野リサ」先生の「君はなにも知らない」! 感想 レビュー

2017年8月19日

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花野リサ 先生「君はなにも知らない」

今回ご紹介する作品は 「花野リサ」 先生の「君はなにも知らない」です。

Amazonさん紹介文

「絶対カレシつくる!」と意気込むものの、告白10連敗中のメグ。学年一のモテ男・愛川君と知り合い、ソッコー告白して振られたけど…!? 幼なじみと、その彼女も巻き込んで4人の裏に抱えた想いが交差する四角関係の恋物語。

みんな彼女に夢中になる

<以下、 ネタバレ を含みます>

物語は主人公のメグちゃんが告白に失敗し、涙を滲ませているところから始まります。

とにかく恋人が欲しくて、高校に入学してからちょっとでも良いなと思った男には直ぐ告白するようになってしまったメグちゃん。

だけど一度もオーケーはもらえず、現在10連敗中とのこと。

メソメソと涙をみせますが、メグちゃんは全く恥ずかしいとか、自分をイタいヤツだとか思いません。

「そんな告白ばっかしてたら噂になってると思う。きっとビッチと思われてるよ」とまともな友人に言われても、「私は誰でもいーから彼氏がほしーの!ビッチというか小悪魔キャラなの!」と言い返します。

全く反省の色なし。

その日のうちに合コンに行き、出会ったばかりのスーパーイケメンの愛川君にドキッ! 帰り道で彼から「合コンよく行くの?」と聞かれたので「うん、彼氏が欲しくて……いや、違うかも。君に会うためだったのかも!」と前のめり発言をしますが、華麗にスルーされます。

一日に二度フラれたわけですが、懲りずにバイトか塾で出会いを探すか、ナンパ待ちをしようか、オフ会をしようかと考えて目を輝かせます。

そんなまさに飢えた野獣のようなメグちゃんですが、実はとっても純情で健気な子なんです

だって、大好きな幼馴染の尚樹君に彼女が出来たから、自分も彼氏を作らなきゃいけないと思ってるんだから!

彼への思いを断ち切るためには、誰かを好きにならなきゃなんだから!

……は?

……まぁ、そんなメグちゃんに、再び校内で再会した合コンで出会ったイケメン愛川君が声をかけます。

「じゃメグちゃん俺とつきあう?」 愛川君は中学時代、尚樹君のライバルでした。メグちゃんが尚樹君を好きなこと、尚樹君も本当はメグちゃんが好きなことを見透かした上で、そんな提案をしてきたのです。

嫌いなライバル、尚樹君のものを奪うつもりで……。

そんなことも知らず、心の隙間を埋めようとメグちゃんは愛川君とつきあいだします。 遊びだったハズの愛川君は次第にメグちゃんに惹かれていき、尚樹君はそれに嫉妬し、尚樹君の彼女もそれに嫉妬します。

みんなちょっとずつギスギスし始めます。

それでもメグちゃんだけは天然&イノセンス!

学年一の人気者であるイケメンの愛川君が彼氏なのは嬉しい! かまってもらいたいし、好き好きって思ってて欲しい!そうじゃないと泣いちゃう!

だけど尚樹君に女として見て欲しい!尚樹君のことがずっと好きなのも仕方ない! だって、全部気持ちは本当なんだもん!

……は?

何を都合の良いこと言ってるんだろうコイツはって思いません?

けど、こういう女の子って現実に沢山いるじゃないですか。

この作品本当に凄いんですよ。

絵が特別個性的なわけじゃない。

設定や言葉選びが斬新であったり独特だったりするわけでもない。

それなのに放っておけない主人公、キャラクターのリアリティと緊張感でグイグイと引き込まれます。

惚れ惚れするような見せ方の妙。

一巻の衝撃のラストにも痺れます。

続く二巻でも目まぐるしい展開が続き、そして――。

二巻のあとがきに「担当さんが止めてくれた」とありますけど、僕的には止めないで欲しかった。

とにかく凄い、全二巻。

是非!