【一般コミック】理想の彼女が 怪物 となって現れる! 渡辺静 先生の「この彼女はフィクションです。」 感想 レビュー

この彼女はフィクションです。(1)- 渡辺静 先生

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この彼女はフィクションです。(1)- 渡辺静 先生

今回ご紹介する作品は、「渡辺静」先生の「この彼女はフィクションです。」です。

葉村裕里には、10年間続けている「秘密の趣味」がある。それは、オリジナルキャラクター『ミチル』を創作すること。現実の女の子に恋をした裕里は、その趣味を捨て去る決心をするが、その時、目の前に現れたのは……!? 展開予測不能の極限恋物語開幕!!

誰もが思うような夢物語に極上のプラスアルファ!

<以下、 ネタバレ を含みます>

友達のいなかった主人公が十年間ノートに描いてきた「理想の彼女」が具現化するドタバタラブコメディです。

『名前はミチル。スリーサイズは上から88、54、82。好きなモノはチョコレート。イヤなことがあったらチョコレートをドカ食いして忘れようとする。可愛い、清純、俺だけに一途、黒髪ロング、ですます調で喋る――』

……モテない男子特有の妄想力で作り上げられたそのノートは、ただの思春期にありがちな黒歴史で終わるハズでした。

しかし、それが神秘的な力によってノートから飛び出し、生身の女性となって目の前に現れてきました!

――これだけでも黒歴史的な笑いあり、妄想実現のハッピーありで面白いのですが、この作品の凄いところはさらにヤバい設定がついていることです。

それは、具現化してきた彼女の特徴が全て十年間ノートに描いてきたとおりになっているということ。

十年間も描いていれば、主人公は少年ですからスポーツ漫画にハマったりバトル漫画にハマったりする時期があります。

そんな時期に描いた彼女の設定も全部反映されてしまっているからさぁ大変!

目の前の可愛い子が大木を素手で持ち上げたり、目からビームを出したりしてきます!

目からビーム、スゲー!

どうしてこんなにわかりやすくて面白い話を思いつけるんだろうって感嘆しちゃいました。

面白いです、是非!

 

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