【Kindle Unlimited コミック】津山事件 と 怪異 が 恐怖の融合! 池辺かつみ 先生 の「夜見の国から ~残虐村綺譚~ 」 感想 レビュー

2017年8月19日

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夜見の国から ~残虐村綺譚~ - 池辺かつみ 先生

今回ご紹介する作品は、「池辺かつみ」先生の「夜見の国から ~残虐村綺譚~ 」です。

Kindle Unlimited で 全巻 (上下巻) が読めます。

別冊漫画ゴラクに連載されていた、漫画ゴラクらしくない残酷劇画『夜見の国から~残虐村綺譚~』。この物語のモデルは言うまでもなく、太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった「津山事件」である。約2時間半で33人を殺した都井睦雄こそが本作の主人公・都居睦男であるということは、その名前を見ても明らかだ。この漫画、前半はネチネチとした集落の因習、ただれた人間関係をこれでもかとばかりに丁寧に描く。その間の村の者の睦男に対するイジメが最悪。心まで蝕まれていく睦男。いや、もしかしたら始めから心は…。まるで殺戮の舞台装置を作るかのように緻密に、執拗に動機を構築し、そして終盤からの殺戮が始まる。百数十頁にも及ぶ大殺戮シーンは容赦がない。血も涙もない…いや、血と脳漿と怒りが炸裂するラストに、読む者は度肝を抜かれるだろう。

超絶怖い!

<以下、 ネタバレ を含みます>

津山事件をモチーフにした作品です。

内容としては史実に忠実な伝記漫画っぽい感じではなく、そこにホラー的な要素が加えられた禍々しい作品になっております。

……すいません、ちょっとスゲー恐かったです。

津山事件なんて昔から知ってるし、まとめサイトとかで何度も目にしてきたので、別にもう今更なんとも思わないなと相当舐めた気持ちで読み進めていたんですけど……今夜は明かりをつけて眠りたいと久しぶりに思わされました。

こんな風に恐怖を植え付けられちゃったのって、凄まじい絵の力と、まさに前述の加味されたホラーの部分。真っ暗な闇の向こうからあの人形や亡霊たちの手が伸びてきて、自分モ夜見ノ国ニ連レテイカレルトオモウト、オソロシクテナリマセン

物語のラストを飾るのは、伝説の30人殺し

最近の作品って、当たり前のように次から次へとバンバン目の前で人が死んでいくのに、真っ直ぐに敵に立ち向かえる高校生ぐらいの男の子が主人公のヤツとか多いじゃないですか。

(人が殺されまくるのはOKで女性器はNGっていう規制の基準がワケわかんないんですけど)

だから漫画の中における人の死なんて相当軽いものになっちゃっているし、血が噴き出て息絶える姿になんて相当耐性がついてしまったものなのですけど、この作品の迫力には圧倒されました。

斧で首を切り落とす、かっさばいた腹から臓物が溢れ出す……インフルエンザや胃腸炎をわずらってるときには確実に嘔吐しそうな半端ないグロさが、凄まじい疾走感で怒濤のように押し寄せてきます。

あんまり一人で夜中に見たりはしない方が良いと思いますが、ゾクゾクした刺激が欲しい方、オススメです!

 

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